マーケティングインタビュー

という仕事をするようになって

20年以上が経ちました。

しかし、この仕事は

一般的にはあまり知られていないようです。

近い職業としては、

カウンセラーやコーチ、ファシリテーター、司会などでしょうか。

以前、私のマーケティングインタビューを見ていた方に、

「コーチングの勉強しているんですか?」

と聞かれたことがきっかけで

15年ほど前にコーチングやNLPの勉強を始めました。

コーチングも似た手法はありますが、

私たちのマーケティングインタビューとは違っていました。

それは当然です。

ゴールが違いますから。

コーチングのクライアントは目の前にいる人ですが、

私たちのクライアントは、

目の前にいる

今話をしているその人ではありません。

もちろん、

目の前にいる人(対象者)が何を求めているのか、

何を評価しているのかを聞いてゆくことが目的ですから、

ある時点までは非常に近いとも言えます。

しかし、アウトプットは全く違います。

 

対象者が求めるものや評価しているものを

具体的な商品やサービスとして

提供してゆくにはどうすればよいか、

その為に話をじっくりと聞いているのです。

私は、マーケティングは

「人を幸せにすること」だと考えています。

ですから、

目の前にいる人がどうしたら満たされるのか

どうしたら幸せを感じられるのか。

今 何が不満で 何が不快なのかを

知りたいと思って話を聞いています。

そして、このことは

本人すら気がついていないことも多くあります。

そこを一緒に探ってゆくのが

私たちの仕事の重要な部分だと思っています。

 

毎年2000人近い人の話を聞いてきました。

中には、涙を流して語るひとや

気持ちが楽になったと

お礼を言って帰る方もいらっしゃいました。

女子高校生からは、

重大な告白を受けて戸惑ったこともあります。

小学生も

「こんなに話を聞いてもらえてすっきりした!」と言ってくれます。

みんな 本当は話したいこと、

聞いて欲しいことがたくさんあるんだと

マーケティングインタビューをしていて

時々思います。

様々な商品やサービスが次から次に登場してきますが、

そんな中にあって、

私たちの仕事は

目の前にいる人がどうしたら幸せになれるのか

その商品やサービスは

この人にどんな幸せを提供するのか、

そんなことを考えなから話を聞いています。

私たちは目の前にいる人の言葉を「深堀」して

その人の「価値観」を知りたいと

いろいろ質問を繰り返します。

私は、マーケティングインタビュアーとは、

目の前の人の話を聞きながら

意識の中を本人と一緒に訪ねる仕事だと思っています。

今週も感動の多い一週間になりますよう。

山中紀子


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