四谷で行われた『介護講談』に行ってきました。
講談協会の真打を勤める田辺鶴瑛さん
実母、義母、義父の3人を自宅で介護した経験から
介護問題を分かりやすく
コミカルに、時に笑い飛ばしながら、
講談として聞かせてもらいました。
介護の最中の人への言葉の掛け方や
介護期の心の持ち方など
ご本人の体験をベースにしたお話しは泣き笑いの連続…
これからの私たちに大切な情報が、
笑と共に理解できる素晴らしい講談です。
今は、まだ関係なくても、いずれはやってくる介護問題
いつ始まるとも、いつ終わるともわからない介護期を迎える前に
この講談を聞いておくと、
ずいぶん楽になるのではないかと思います。
そして、本当の優しさについても考えさせてくれる話です。
講談の内容はもちろんですが、職業柄…
私は、講談師のテンポの良い喋りと
人を惹きつける喋り方にも興味深々でした。
さすが、喋りのプロです。
難しいこと、話しにくいことを
誰にもわかるようなストーリーと言葉で伝え、メセージを残す喋り。
客席と一体、共感も生まれている
完全に客席との2wayが成立していました。
講談に限らず、落語もきっとそうだろうと思うのですが…
言葉とは、これほどに力のあるものだとつくづく感じました。
ちょっと、講談やってみたいなぁ〜 (⌒-⌒; )
ババン・バン・バン! 笑
ひとを勇気付けるのも、癒すのも「言葉」なら
難しい、苦しい介護を充実した介護にしてくれるのも「言葉」
そして、それらの言葉は全て「自分のうち」にあるものです。
ひとの内側にある言葉を引き出す力…
さてさて、これも、
モデレーターの仕事であるのでございます。
ババン・バン・バン! 爆