小林円

グルイン中に1人だけ消えてしまったら…後編

 

グループインタビュー中、コンセプトなど何らかの評価対象を対象者全員に一斉に呈示するする必要があるパートで、対象者が1人だけ消えてしまったら?(接続トラブルで画面からいなくなったら?)

モデレーターはトラブルの対象者が復旧するまでの間、場のラポールを維持するため慌てず騒がず会話を続けなければならない。さあ、あなたらならどうしますか?

後段で聴くはずだったことを先に聴くといった単純な順序の入れ替えで済む話ではなく、その後の流れに影響を与えるような、対象者に何らかの学習をさせてしまう情報を与えてもダメ。

なので、本来の検証課題にはあまり関与しない話題、かと言って本当の雑談では意味がないので、対象者の意識や消費行動などの理解につながる情報は何なのかを瞬時に判断して、会話を続けることになります。

かつ、消えていた対象者が戻ったタイミングで急に話が途切れても差し支えない話題であることも重要です。

判断のヒントになるのは、事前の打ち合わせ等で掴んだクライアントの興味の方向性や、できれば今回の調査で聴きたかったが時間の制約上こぼれた課題など、どれだけクライアントの立場に立てるかに尽きるのでは…と思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です