小林円

相手のボキャブラリーで話さないと、どうなるか

 

リモートでグループインタビューをする場合、対象者の見ている画面は、インタビューへの参加者+モデレーターの全員の顔が均等に見える「ギャラリービュー設定(*Zoomの場合)」にしていただく必要があります。

グループインタビューは「座談会」なので、グループのラポールを形成する上でも話している人だけがアップになる「スピーカービュー」ではなくみんなの顔が見えている「ギャラリービュー」の方がより適していると思います。

そこで受付・運営の方にインタビュー開始前にその設定をお願いしていますが、この設定に手間取る方が結構いらっしゃるのが現状です。

なぜか。それは、「相手のボキャブラリーで話していないから」だと思います。

目指す状態は、それぞれの画面上で「ご自身を含めて○人の顔が、同じ大きさで見えている」ことであり、この言い方だと対象者もどうなっていればO Kなのか、迷う方はいません。

しかし「ギャラリービュー設定になっていますか?」「ギャラリービュー設定にしてください」と言われると、戸惑う方がほとんどです。聞きなれない設定名称に、焦って軽くパニックになってしまう方も多いです。

ここで言いたいことは、目的は「ギャラリービュー設定にしてもらうこと」ではなく、「参加者全員の顔が同じ大きさで見えている画面にしてもらう」ことです。その点を理解し、相手の立場に立った言葉選びをするだけで、設定の調整はあっけない程上手くいきます。

設定の手順を理解してリードすることはもちろん重要ですが、それ以前に「相手のボキャブラリーで話せているか」はもっと重要だと、日々考えています。

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