ヒヤリング結果をテキストマイングすることで
そのヒヤリングが、どう行われたかがわかる。
そして、そのテキストの中にビジネスの大きなヒントが発見できる。
しかし、誘導したヒヤリングでは、そこには、価値ある情報は少ない。
テキストをマイニング(解析)することで
そのヒヤリングのクオリティーを確かめることができる。
そして、
正しいヒヤリングの中から、ビジネス成功のヒントが発見できる。
それも驚くほどのスピードで・・・
まさに定性調査のIT化だ。
従来の定性調査が大きく変わりつつある
人が、手間をかけて多くの時間を費やして解析するのではなく
一瞬でテキストデータから、
言葉と言葉の関係性から発話者の意図や価値観が見える
それも、データを入れると一瞬で処理されて表示してくれる。
すごいじゃない!と、思うのだが、
その解析結果を読み解けるひとがあまりいないという現実的な問題があるらしい。
私は、解析はヒヤリングしたひと、モデレーターがするべきだと思う。
特に、訓練されている熟練モデレターには、
共起ネットワークやシナプスデータを読む力がある。
定性調査のIT化をさらに進めるのは、私たちかもしれない。
これからのモデレーターに求められるもう一つの技術は
テキストマイニング結果の読み取り技術。
それができれば、
クライアントが求めている《スピーディーな定性調査》が実現する。
今年の最大のチャレンジは、このテキストマイニングの導入。
by 山中