素敵な女性マーケチームのHistory
ブログ2日目に、
ちょっと昔を思い出しながら書いています。
そういえば、今日は国際女性ビジネス会議2015が開催されています。
今年のテーマは、Make History…だそうです。
🌟🌟kiehouse 🌟🌟 keep on innovating🌟🌟
私は、小さく社長をやってきました。
キーハウス(株)というマーケティング会社は
25年前、30代前半で作りました。
起業前のことですが、
30歳でパルファン・イヴ・サンローランの
マーケティング部長を拝命。
コスメ業界の中でも、
もっとも華やかな外資系コスメです。
そのPRとマーケティングのトップで仕事をしていました。
出版社のクリスマスパーティーの豪勢なこと
新製品発表会は、おしゃれなラグジュアリーホテルで開催
年に一度、YSLの世界会議は
スペインのリゾートホテルを貸切で1週間。
今では、夢のような話ですが、全部本当のこと!
🌟バブリーでしたね。🌟🌟🌟
あのころのコスメ業界は、
林真理子さんの「コスメティック」そのもの。
あの小説も、なんだか周辺で起きていたこと
のように感じながら読みました。
まぁ、私はご縁あって全く他の世界から迷い込んだわけですが
そこで、いろんな経験をしました。
なにせ、華やかなコスメ業界ですから
それまでのソーシャルマーケティングとは異質の世界でした。
当時、YSLのブランド価値の再構築を託された私は
マーケティング部長として、
マーケとPRのパワフルな女性6人のチームを作りました。
彼女たちは、それぞれ、
自分のスタイルを作り、キャリアを磨こうと必死でした。
(そういう女性が昔から好きでしたねー:笑)
6人の内4名は私が面接
当時の社長に強力にプッシュして獲得したスタッフでした。
彼女たちのその後の活躍は目覚ましく、
私の知る限りでは、YSL退職後も
雑誌やTVにも頻繁に登場し「マスコミの人」となったり
コスメ業界屈指のブランドのトップを勤めたり
カラーセラピーの第一人者となった人もいます。
本当に素晴らしい女性たちです。
ほとんが、当時30歳前の女性たちです。
今も、それぞれのステージでご活躍のようで嬉しい限りです。
彼女たちの話は、これくらいにして…
昔も今も、30歳前後の女性は大きく揺れますねー
彼女たちの揺れには2つのタイプがあるように思います。
私が、YSLで作った
PR・マーケチームにいた女性たちのようなタイプ。
つまり、自分のスタイルを作ろうと、
キャリを積み切磋琢磨する女性たち。
また、自分のスタイルを作ろうと、
経験の扉の前にでワクワクドキドキしている女性たち。
後者は、自分のスタイルができていないまま
30歳の誕生日を迎え、
20代のころには感じなかった焦りを抱えながら
ワクワクドキドキの世界にいます。
一方、自分のスタイルを見つけ始めた人は、
チャンスを探してアグレッシブに動いています。
しかし、中には空振りも少なくなく、トライ&エラーの繰り返し。
30歳という節目は誰が決めたものでもありませんが、
女性たちは、
なぜか「もう、30歳だから…」と、言います。
自分のスタイルが30歳前後で見つかった人は、さらに加速して進みます。
でも、この先には、
仕事以外にも結婚や出産、子育てや親の介護…など
大きな節目がたくさん待っています。
だから、30歳で何も決まっていなくても
焦ることはないのです。
越えなくてはいけないハードルもたくさんあるけれど
まだ起きていない事柄に悩んでも仕方ありません。
30歳を過ぎて、
自分が何をしているか、何を考えているか
他の人と比べる必要もない。
自分の地図のどこに立っているのか
地図が見つかっていなければ、
どんな地図を探しているのか
そのことをしっかり感じていればいいと思います。
アラサー女子には「もう30歳」でも、
「まだ60歳」と言うアラカン元女子にとっては、
「まだまだ若い30歳」です。
あの頃、YSLの素敵なマーケチームの女性たちも
ひたむきに頑張っていました。
そして、私は今思います。
ひたむきに頑張ることは一生涯続けて行くことなんだと。
自分のスタイルがまだ見つかっていなくても無理をぜす、
自分のスタイルを追求し続けてゆくことで
ほとんどの不安や心配は解決できるはずです。
あなたのHistoyをじっくり作って行きましょう。