新Hp作成に思うこと

2014年末に、新しいHpの作成に取りかかっている。25年間 “keep on innovating everyday!”を掲げて活動してきた。2011年の東北大震災の後、マーケティング業界は大きく変化し、キーハウスの仕事内容も変化してきている。そしてこの2014年は劇的に変化した気がする。

何がどう変わったのか…って、毎日がめまぐるしく変わっててゆく…、それも昨日の続きではない、新しいことがどんどん起きてきて、変化の理由を突き詰めている時間はない。理由より、その変化に対応することに忙しいのである。(変化の理由より、選択の理由が重要なのかもしれない。)

デジタル化、IT化の中で起きている「早回しの変化」は、昨日生まれた子どもから100歳を超えた長老たちにも同じように訪れている。

今年成功者と呼ばれる人(自称が多いが)がよく語る「時代にのる…」とは、こうした早回しについてゆき、更に早く動き先行市場で成功せねばならないらしい。果たして、幸せか…

デジタルネイティブ世代と団塊世代が同じ条件で生きてゆかなくても良いではないか。

もっと言えば、一人ひとりの生き方は違っていい。

kiehouseもキーハウスらしくあればいい…、そう思う。(開き直りではないので、念のため)

新しいことに必死についてゆく姿勢は大切だが、私たちのビジネスの中で、25年間評価されてきたことを大切にしたいと考えている。

「マケッターとしてインタビューすること」この意味がどういうことなのか、1年考え続け、2014年が終わろうとしているこのタイミングで、やっと気づいたことがある。

私たちのインタビュー、モデレーションがなぜ25年間のオファーをもらい続けることができたのか、それは…

マーケティングの課題を誠実にとらえ、市場に寄り添い、一緒に考え、“解を探そう”とする姿勢だと思う。

課題の解を探すため市場に

どうのように聞けば良いのか、

どんな順番で聞けば良いのか、

何を伝えようとしているのか、

いま、どんな気持ちでいるのか…。

市場は私たちを信頼して話しているか、

心を開き自分の言葉で語っているか、

彼が語るその言葉の真意は何なのか…。

こうした実直なインタビューを25年の間、技法や手法にこだわらずに人との対話という基本姿勢を大切にやってきた。kiehouseのインタビューは、対象者との信頼関係を大切にし、人との対話という姿勢で実施してきた。

2011.3.11の震災以来「絆」という言葉は、おおきな意味を持ち、新しい価値を作っているが、まさに、「絆」、人とのつながりを大切にインタビューする姿勢が、マーケティングの課題に対する解を発見し、彼らが今求めているものを発見することができるからだと思う。

そして、私たちを信頼して任せてくれた企業に対して、彼らの重要なマーケティングの課題の解や発見を市場に忠実に耳を傾け、観察して届けようとする姿勢だろうと思う。

グループインタビュー終了直後のブリーフィングでの私たちのファインディングスは、直感ではなくこうした思いの結果である。レポートや報告書を作る時もこの姿勢は揺るがない。時間のない作業も多いが、対象者一人一人の一言にどんな意味があるのか、言葉を大切に扱って対象者の真意を汲み取り、私たちが同じ空間で感じたことを整理して報告書を作っている。

そして、その先にはどんな解決策があるのか、市場はどんな提案を求めているのか、私たちなりの気づきやアイデアを提供している。時間や費用の都合でレポートや報告書はなくても、インタビュー終了後のブリーフィングや事後のミーティングでも私たちは同じ姿勢で臨んできた。

今、新しいHPの作成にあたり…

私たちの25年間オファーをもらい続けてきたこうした姿勢を今後も貫き、“解”と“発見”を求めるkiehouse の姿勢を伝えたいと思う。

市場傾聴主義、現場に聞け、市場に聞け…そのためには、最も需要なのは市場に聞く力、対話力であり、kiehouseの25年の継続的オファーは私たちがその最適任者であることを証明している。

カテゴリー: 山中紀子

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