[16]月に一度の中国茶文化

毎月第二日曜日は中国茶文化教養の教室に行っています。

今日は楽しみな授業がありました。

中国茶文化…、世界のお茶の歴史と文化と言っても良いと思います。

 

この講座では、現代中国茶の変化を追っています。

長い歴史の中で中国茶が培ったものや失ったもの。

中国各地で作られているお茶の現状や

中国が考えている世界戦略の中での中国茶の役割

品種改良の結果生まれた新しいお茶

経済発展の中で中国茶文化はどう変化しているかなど、

最新の中国茶の情報を学び考えます。IMG_2690

 

 

 

 

 

もちろん、その時の旬のお茶や話題のお茶を飲みながら…

今日は、安徽省の緑茶4種類

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六安瓜片、太平猴魁、黄山毛峰、舒城小蘭茶をいただき、

茶葉研究所や安徽農業大学の動きから

安徽省のお茶の変化、品種改良の結果…など

最新情報をお茶を飲みながら教えていただきました。

 

さらに、今日は

棚橋先生がパリで手に入れた白豪銀針

フィレンツェで手に入れたダージンリン緑茶もいただきました。

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この2000年以降の中国茶は、よくも悪くも進化しています。

この数年の中国での紅茶ブーム(紅茶も中国茶です)や

フランスやドイツ、ロシアでの中国茶人気は、

日本には情報は届いていませんが驚くべきものがあります。

 

中国が、ヨーロッパや日本をどう考えているのか、

中国茶の展開から推測することができます。

 

中国茶は、中国の魂とも言える文化です

この文化が、すでにヨーロッパに根付き始めています。

日本が、中国茶の美しさや有名ブランドに夢中になっていた間に

中国茶文化はヨーロッパで確実に文化として成立しています。

日本茶も同じですが、

お茶はその国の生活や文化と一緒に長い時代を紡いできました。

遊牧民族が好むお茶や漢民族が好むお茶、日本人が好むお茶

それぞれに文化と歴史があります。

なにやら、中国茶に魅了されて早15年が過ぎますが…

追っても追っても追いつかない文化だからこそ

私は、楽しくて仕方ないようです。

山中 紀子(玉篁) の紹介

美味しい中国茶をすすりながら猫をなで、楽しいことを考える…。マーケティング会社を起業して25年…。これからは、女性が力を発揮して、活躍できるフィールドを作るのが私の使命。人生を楽し技を極めたい!
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