中国の国内事情で鉄観音の市場マーケットに大きな変化が起きている
例年は北京中南海地区に贈られていた高級茶葉が
まだ茶城(茶葉問屋街)にある
🌟
中国家主席 習近平の(現在62歳)
「賄賂取り締まり強化」による影響が
茶葉市場にも出ているというもの
🌟🌟🌟
そもそも
最高級中国茶は唐代以前から皇帝への献上品として扱われ
龍鳳団茶もその代表
当時は、新芽の中に眠っている嫩芽(どんが)を集めて茶葉とした
とんでもない手間のかかるお茶が献上されていた
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今年、訪れた四川省蒙頂山の『皇茶園』も
皇帝のお茶を作るための茶園で
名茶産地には、こうしたものが多い
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歴史上、中国茶は常にそういう存在だった
だから、
中国共産党の革命の時には
お茶はブルジョアの嗜好品として
中国全土で茶畑は大きな迫害を受け、
切り倒された名茶樹や茶園も多い
🌟🌟🌟
お茶の持つ献上品としての価値は現代でも高く
いわゆる一番早い「明前茶」も
そうした習慣の中で重用されてきた
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しかし、今年
その中南海行きのお茶が
紆余曲折を経て、知人の手を通じて
私の所にやってきた
うふ…
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普段ならとても手に入らないランクの鉄観音
福建省安慶県祥華鎮で
この春作られた最高級鉄観音
🌟
一人のみには贅沢すぎるが
この訳あり最高級品を
あえて、
日常茶「鉄子」として楽しんでみたい。。。
ちなみに、日常愛飲している鉄観音を
私は「鉄子」と呼んでいます。