グループインタビューでは、モデレーターの意識付け次第でその結果が実りのあるものになるか、そうではないかが決まることが多くあります。モデレーターがきちんと場の進行を行わないと対象者の本音を聞き出すことができず、データをその後のビジネス展開に活用することができません。
こうしたことが起こらないよう、モデレーターの育成トレーニングをしっかりと行う必要があります。こちらでは、モデレーターがインタビュー中に心がけておくべきいくつかの要素をご紹介します。
グループインタビューでのモデレーターの心がけその1~調査課題を常に意識する~

グループインタビューではまず、モデレーターが調査課題を常に意識しながら進行していくことが重要です。そのためには、対象者の意見をしっかりと深堀し、追加の質問をしていく必要があります。
プローブによって隠れていた情報を引き出し、調査課題の解決に向かうための必要情報を集めていく必然的なプロセスとなるので、モデレーターの力量が問われてきます。
そして対象者との信頼関係を築いていくことも、対象者の考えを明らかにし、本音を引き出すことに繋がるため、不可欠な要素となります。
カスタマーの生の声、本音を引き出すモデレーター、彼らの確かな技術と豊富な経験は、これからのマーケティングに不可欠です。キーハウス株式会社では、これまで多くのモデレーターを行ってきた経験によって得たノウハウを凝縮したDIモデレーター育成研修を行っています。
モデレーターとしての基本的な知識から、実績的なスキルの習得を目指すことができます。DIモデレーターのスキル習得後のGIのモデレータースキル習得もご相談いただけますので、モデレーターの育成トレーニングを行いたい企業様は、お気軽にお問い合わせください。
グループインタビューでのモデレーターの心がけその2~簡潔に、臨機応変に~

グループインタビューには制限時間があり、その時間内で必要な情報を集める必要があります。
つまりいかに調査対象者に「話して」もらえるかがポイントになります。ただなんでも話してもらえばいいというわけでは当然なく、内容は極端に言えば調査に関連することのみです。
こういう情報を引き出すには、モデレーターが対象者に対し簡潔に、わかりやすく聞きたい内容を伝えておく必要があります。
モデレーターが伝える際に長くなってしまうと、その分被験者が離す時間は短くなってしまうわけですから、モデレーターが話しすぎないように注意しましょう。
またディスカッション途中で思わぬ発言に出くわす可能性もあります。そうした時でもモデレーターは冷静に、機転を利かせるなどして対応しましょう。
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グループインタビューでのモデレーターの心がけその3~中立の立場を崩さず、バランスよく発言~
モデレーターも人間ですから2つ意見があったとしたら、自分の考え方がどちらか一方に近いという場合がほとんどではないでしょうか。完全に客観的に中立の立場を維持するというのは本来難しいことです。
しかし、モデレーターの場合は意識的に常に中立の立場を維持しなくてはなりません。というのもどちらか一方に偏ることで、そちらの意見を多く聞いてしまうことや、好意的にとらえてそののちのディスカッションを進めてしまいがちになるからです。
そうしたケースではたいてい良い調査結果を得ることはできず、調査そのものの意義が失われてしまうことにも繋がりかねません。
中立の立場でバランスよく発言を引き出すのが、モデレーターの役割です。相手が何を言いたいのか真摯に受け止め真意を理解する力、言葉を拾い上げ文脈を読み取る力は、モデレーターに必要不可欠です。キーハウス株式会社のモデレーター育成研修をご活用いただきデモレーターに必要なスキル習得を目指しましょう。
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グループインタビューにおけるモデレーターの心がけについてご紹介してきました。社内でモデレーターを育成する際は、こうした見えにくい「心がけ」を可視化して、意識的に教えていくとスムーズです。
モデレーターの失敗経験の積み重ねによる成長を待つよりも、こうした要素をあらかじめ明示して教えていけると効果的な育成が叶うでしょう。キーハウス株式会社では、インタビューノウハウを凝縮したDIモデレーター育成プログラムをご用意しています。
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