釣りは imagination!
ゲームフィッシングにどっぷりハマった20代30代
さて、どのくらいハマっていたか?
1.釣りをしたくて運転免許を取得
2.ワンピースロッド(つなぎ目のない釣竿)を積みたくて5ドアの車を購入
3.名古屋から箱根で開催されていたバスフィッシングセミナーに一人で参加
(なんと女性は一人で事務局が大騒ぎ…)
4.富士五湖に毎週バスフィッシングに行くために、八王子のマンションに引越す
5.連休は常連になった河口湖の船宿に一人で泊まり、家人の部屋に泊めてもらう
6.お小遣いは、ほとんど釣り道具…特にハンドメイドルアーが大好き
当時でも3000円〜5000円と高いルアー、洋服や靴より釣り道具…
7.渓流やゲームフィッシングエリアがある那須に別荘を購入
(震災で全壊しました…)
8.どうしても、HIBT(ハワイビルフィッシュトーナメント)に出場したくて、ジャパンレディースチームのキャプテンだった銀座のママの元に押しかける
9.男性ばかりの釣りグループで雑魚寝も厭わず
釣りの世界では神様みたいな人たちがいっぱいいた倶楽部MSC
10.女性を集めてフライフィッシングイベントを開催
11.ワコールに「女性の釣り人用に商品を開発してください」と企画書を出す
広報の方が対応してくださいましたが、時期尚早で断念…
12.バスフィッシング取材と称して琵琶湖を3周
こうして振り返ると、なんだかストイックな日々でしたね。
でも、楽しかったし充実していました。
釣りは、魚によって釣り方が違うのでキリがないけど
私は、ルアー/フライ/トローリング…のゲームフィッシングに夢中になりました。
ブラックバス、ヤマメ、イワナ、レインボー、カジキという魚種がターゲット
どの釣りも楽しくて、どれが好きとは言えないけど
バスフィッシングは陽気で楽しく
フライフィッシングは繊細で清涼感があり
トローリングはプランニングとダイナミックファイト
どれも魅力的で、どれも全く違う釣り
だから夢中になったんだと思います。
でも、
そんなに夢中だった釣りを、なぜ、今はやっていないのか…
そうだよね〜、やりたいよね〜
と、思うこともあるけど…
私が釣りを始めた頃は、
バスフィッシングが注目を集め始めた頃だったので
まだ、ブラックバスは「害魚指定」はされていませんでした。
ブラックバスの人気が上がると共に、
在来種を犯すということで「害魚指定」されました。
そもそもは、ブラックバスは赤星鉄馬が芦ノ湖に放流した魚です。
「釣って楽しい、食べて美味しい魚」ということで
日本に持ち込まれ、
ブラックバスのファイトが素晴らしいと
バスフィッシングファンが増え、
日本全国に勝手に放流されたらしいのです。
一部には釣り具メーカーの意図的な放流もあったらしいのですが、
とにかく日本中の湖や池でバスが釣れ始めました。
50cmオーバーのバスがバサー(バスフィッシャーマン)の憧れ
私も50cmオーバーを狙って毎週河口湖に通い
長期休暇をとって琵琶湖を3周…
もちろん、
50cmオーバーは河口湖でも、
山中湖でも、琵琶湖でもあげました。
芦ノ湖や霞ヶ浦では残念ながら50cmオーバーには届かないものの
楽しいバスフィッシングをさせてもらいました。
ダム湖での釣りもワクワク感が違って楽しかった、
岸からキャスティングするか、ボートからするか
早朝か、真昼間の釣りか、夕間詰めか、
ルアーか、フライか、ワーム(当時はOK)か、
ルアーにもフライも種類があり
ゲームフィッシングの楽しみ方は本当に奥が深くて
一生釣りを楽しみたいと思っていました。
が、
ブラックバスがワカサギや鮎の稚魚を食べるとかで
「害魚」と指定されたときに何かが外れてしまいました。
今でも、当時の釣り友達とは友達です。
師匠は師匠です。
時々、釣りも誘われます。
でも、なぜかその気になれない…
私に釣りの楽しさを教えてくれたブラックバスが
人の都合で「害魚」と呼ばれ
ゲームフィツシングの「キャッチ&リリース」が許されなくなったことで
私の釣りが楽しめなくなってしまいました。
だからどうってことではありませんが、
だから、釣りはお休み。
止めたのでなく、お休みという感じなのです。
ルアーは、自作も入れて200個以上はあります。
海外から取り寄せたロッド(竿)やリールも大切にとってあります。
道具を手入れするだけでも楽しいものです。
やっぱり釣りは深いですね。
ブラックバスを始めた時に
好きだった釣り具メーカーのコピーに
「もっと imagination」というのがありました。
私の釣りは、ここに原点があります。
水面下の魚やルアーの動きをどれだけ想像できるか
自分のなかで どれくらい imagination できるか
ですから、
釣りは、いつでも どこでも できると感じています。
いい言葉ですよね
「もっと imagination」これが私の釣りなんです。
そして、
私の脳は「もっと imagination」するのです。