[93] 中国茶文化国際検定

10月25日(日)は中国茶文化国際検定の試験日

昨日の建長寺のお茶会に続いて、

今日も中国茶の大きな行事がありました。

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私は今回は、事務局側で参加…

検定を受けられる方々のサポートです。

各レベルの筆記試験の後、

実技試験が行われます。

お点前と入れたお茶の賞味で評価されます。

 

 

お道具やお湯を試験官の前で扱うのはやっぱり緊張しますね

特に、初めて国際検定を受ける方々の緊張は

見ている方にも伝わって、肩が凝りました。

 

上級の受験者になると、

お道具の取り扱いもスムースで、

お点前も安心して見ていられます

お茶の香りも、味も引き出され

美味しいお茶を楽しませていただきました

 

初心者の緊張感あふれる作法と、

上級者の熟練した心地よい作法は

普段からの鍛錬の賜物

美味しいお茶を入れるには

やはり、繰り返しのお稽古が重要

 

IMG_3238さらに上級者は

《創作茶芸》が課題

茶器も茶葉も本人が用意し

お点前もテーマや茶葉に合わせて組み立てます

それぞれのお茶への思いがこもった作法に魅せられました

 

いろいろなお点前を拝見して

何より大切なのは《湯の扱い》

泡茶器から茶葉の上にどうお湯を注ぐか

いかに茶葉に優しく、美しく点ずるか

ここに、修練の差が大きく出ると思います

 

私がお稽古をするときには

このお湯の扱いに特にこだわりますが、

お茶を美味しく入れる為には

このお湯の注ぎ方が非常に重要だと再確認しました。

 

六本木中国茶会のお稽古は

水の取り扱い練習《水練》から始まります

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最近では、上投法や中投法というお茶の入れ方で

グラスにお湯を注いてお茶を飲むことはほとんどしませんが

美味しいお茶を入れる為には

《鳳凰三点》というお湯の注ぎ方も大切な練習です。

茶葉と湯(水)に無心で向き合う

お茶のお稽古は楽しいですよ。

山中 紀子(玉篁) の紹介

美味しい中国茶をすすりながら猫をなで、楽しいことを考える…。マーケティング会社を起業して25年…。これからは、女性が力を発揮して、活躍できるフィールドを作るのが私の使命。人生を楽し技を極めたい!
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