10月25日(日)は中国茶文化国際検定の試験日
昨日の建長寺のお茶会に続いて、
今日も中国茶の大きな行事がありました。
私は今回は、事務局側で参加…
検定を受けられる方々のサポートです。
各レベルの筆記試験の後、
実技試験が行われます。
お点前と入れたお茶の賞味で評価されます。
お道具やお湯を試験官の前で扱うのはやっぱり緊張しますね
特に、初めて国際検定を受ける方々の緊張は
見ている方にも伝わって、肩が凝りました。
上級の受験者になると、
お道具の取り扱いもスムースで、
お点前も安心して見ていられます
お茶の香りも、味も引き出され
美味しいお茶を楽しませていただきました
初心者の緊張感あふれる作法と、
上級者の熟練した心地よい作法は
普段からの鍛錬の賜物
美味しいお茶を入れるには
やはり、繰り返しのお稽古が重要
さらに上級者は
《創作茶芸》が課題
茶器も茶葉も本人が用意し
お点前もテーマや茶葉に合わせて組み立てます
それぞれのお茶への思いがこもった作法に魅せられました
いろいろなお点前を拝見して
何より大切なのは《湯の扱い》
泡茶器から茶葉の上にどうお湯を注ぐか
いかに茶葉に優しく、美しく点ずるか
ここに、修練の差が大きく出ると思います
私がお稽古をするときには
このお湯の扱いに特にこだわりますが、
お茶を美味しく入れる為には
このお湯の注ぎ方が非常に重要だと再確認しました。
六本木中国茶会のお稽古は
水の取り扱い練習《水練》から始まります
最近では、上投法や中投法というお茶の入れ方で
グラスにお湯を注いてお茶を飲むことはほとんどしませんが
美味しいお茶を入れる為には
《鳳凰三点》というお湯の注ぎ方も大切な練習です。
茶葉と湯(水)に無心で向き合う
お茶のお稽古は楽しいですよ。